【聴いてほしい音楽:第1回】COCK ROACH 『人間』ならば聴いてほしい音楽。

前回、【音楽好き】と【歌好き】について軽く話をさせて頂いたのですが第1回目として自分が昔から好きで今も聴き続けている音楽を書こうと思います。

 

COCK ROACH

cockroach.jp

 

コックローチというバンドです。

簡単に説明すると活動開始したのは1996年頃。

2005年に解散して2018年に始動を発表。

現メンバーは

遠藤 仁平さん(唄)

本田 祐也さん(四弦)

本多 直樹(太鼓)

海老沢 宏克(六弦)

 

2019年には待望の4枚目のアルバム発売(デモアルバム含まず)

このアルバムは公式HPから通販のみで購入可能。

一般流通してません。購入希望の場合は下記リンクより注文ができます。

cockroach.jp

 

 

 

遠藤さん本田さんは『無限マイナス』『博士と蟋蟀』としても活動し、本多さんと海老沢さんは『me-al art』として活動もされてます。

(2020.1月時点いずれも活動休止中)

 

 

自分が知ったのは2001年に発売された『虫の夢死と無死の虫』というアルバムをジャケ買いしたところから。

『虫の夢死と無死の虫』収録曲

www.youtube.com

 当時は仕事にバンドと大忙しの毎日。でも音楽は常に新しいものを取り入れたくて時間があればCDショップでジャケ買いしたり、ロッキンオンなどで読んで気になるものを聴いたりの日々でした。

このジャケットを見たときになんとなく『Smashing Pumpkins』のような音楽なのかな?と手に取り購入したのを覚えています。

 

よく音楽について人と話しているときに「どんな音楽?」「どんなジャンル?」「何に似てる?」と聞かれます。

 

正直、子供の頃から色んな音楽聴いてますが、はっきりジャンル分けされる音楽もあれば不明確な音楽もあります。そもそも【ジャンル】ってなんだ?とよく思います。

 

COCK ROACHに似る音楽などないので自分なりに【ジャンル】をつけるならば≪宗教≫でしょうか…

単純に≪ロック≫とか≪グランジ≫とか言いきれない音楽です。

もっと説明が上手な人もいるでしょうが言葉が未熟な自分が説明するにはこの言葉しか思い浮かばずCOCK ROACHファンにとっては申し訳ないですが…

 

ちなみに自分は無宗教です。興味もありません。

なぜ≪宗教≫としたのかは歌メロや音楽が≪宗教≫っぽいから…というわけではありません。

≪宗教≫と聞くと自分みたいな無宗教の人から見ると「あやしい」「うさんくさい」「お金集め」など悪いイメージも多いと思います。聞きますし。ただ、≪宗教≫によって救われている人も少なからずいます。それはそれでその人が生きる希望であったり、目標ができるのであれば良いことではあるので自由だと思います。別に否定もないです。誰だって一人で生きているわけでもないですし、自分を後押しするものが何であれ自由。まぁ一つ言うなら強制してくるのは好きじゃないですが

遠藤仁平さんが表現するものが人によっては救いだったり共感、共鳴、希望にもなるし、感動したり怒りの感情だったりが表現されていたり、洗脳されるぐらいの音楽が詰まっているので≪宗教≫としました。

 

このCOCK ROACHを少しでも色んな人に聴いて貰いたい…とも思うのですが「売れて欲しい!!」とは思いません。売れたらアーティストにはお金になるのでそのほうがいいのですが…

 

この音楽が売れるということは第0回にも書いた内容ですが、音楽や言葉を理解しない人も買うという事。表面だけで聴いても意味のない音楽だと個人的には思ってます。

 

それでも一人でも多くの人に聴いて貰えれば…となれば売れた方が良いと思いますが今回の15年ぶりのアルバムのような収益目的の売り方ではないので自分も売れて欲しいとは思わず。

 

ただ、この音楽は絶対に必要としている人がいると思ってます。

 

生きる事は\辛いと認識することが多く。

何も自分を取り巻く環境だけで辛いと認識しているわけではなく、当たり前に生きているこの人間生活自体や世界に苦痛を感じる事が多く思います。

子供の頃から捻くれた自分は学校にも行かず小学校なんか社会の協調性だけでしか感じてませんでした。それも大事なことなのかもしれませんが、唯一大事だと思えたのは『道徳』。

そんな『道徳』を感じる音楽を表現し歌えることは凄いと思いますし、多分一般的な音楽としては売れません。

どんなに「いい曲」「切ない曲」「共感する曲」が売れても俺は『本質』に辿り着いてないと思います。あくまで表面的な内容。売れている曲が『本質』に近く共鳴する方もいますが…

その『道徳』と『本質』を併せ持ったものが遠藤仁平さんが表現するものには詰まっていると思います。

COCK ROACHにしても無限マイナスにしても博士と蟋蟀にしても。

 

人間である以上、人間として生きなくてはいけないのですがそれならば楽しく生きたいと思ってます。

その中の一つが、俺は良い音楽を身近に聴いて生きていたい。

それは『本質』を目指した音楽であったり、自然と『本質』が表現されるものであったり。なにも生死を唄うだけが『本質』ではありませんが、自分にとっては今も昔も感慨深い作品ばかり。

 

 

このCOCK ROACHというバンドにたまたま巡り合えて、こんな音楽を聴けて幸せです。自分と同じことを考えてたりする人もいるんだって感じたりして嬉しくも思ったり。多分、この音楽に共鳴する人は少ないのかもしれません。それと誰にも同じ表現も出来ないバンドだとも思います。技術的なことではなく、カバーしたり近い音楽を作ろうとしても結果、それは偽物になってしまい自分が感じる『本質』は無くなると思います。

 

この人達ではないと出ない、音、声、言葉、空間。

 

実は気づかない、知らないだけで知れば共鳴する人も沢山いられると思うのでたまにブログで書き続けていこうかなと思ってます。

 

向井秀徳さん、吉野寿さん、菅波栄純さん、峯田和伸さん、コヤマヒデカズさん、五十嵐隆さんとか好きだともしかしたら聴くのかなと…近いような遠いような…とは言え食事と一緒で音楽も好き嫌い別れるからどんな方におすすめかは悩みます…

 

まだまだ細かく話したいですが今回はここまで。

またいつかブログに書こうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

※参考音源

アルバム『赤き生命欲』収録曲

www.youtube.com

www.youtube.com

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アルバム『青く丸い星に生まれて』収録曲

www.youtube.com

 

アルバム『mother』収録曲

www.youtube.com

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無限マイナス

www.youtube.com

博士と蟋蟀

www.youtube.com

※COCK ROACH、無限マイナス、博士と蟋蟀、全て入手しずらいです。中古などでお探しください。

 

 

以前、アルバムが発売された時に書いたブログです。

defectiveness.hatenablog.com