前回書かせて頂いたのはnil(ニル)というバンドでした。
毎回、好きなバンドや音楽を書かせて頂いているのですが自分にとっても考える事が沢山ある曲を唄うバンドです。
syrup 16g (シロップジュウロクグラム)
メンバーは
五十嵐 隆さん(Vocal/Guitar)
中畑 大樹さん(Drums)
キタダ マキさん(Bass)
作詞作曲は五十嵐さんなのですが、歌詞を読むと死んでしまうんではないかと思うぐらいに感じる内容もあります。
一曲一曲、自分が思う事を表現している感じがします。
バンドは一度解散しているのですが、ある雑誌で五十嵐さんは殻に閉じこもったような発言で解散はしたくないものの、状況や他者や色々考えてしまううちに解散という選択肢を選びます。
解散して別のメンバーとバンド【犬が吠える】を結成するも音源リリース直前で解散。
数年、一切のメディアから姿を消します。
そんなある日、【五十嵐 隆】名義でライブを発表。
いざライブが始まればメンバーは中畑さんとキタダさん。
そこから1年後に再始動を発表。
あくまで個人が思う五十嵐さんのイメージですが五十嵐さんは『純粋』
そしてどこか『優柔不断』
以前、この連載ブログでYOSHII LOVINSONさんのことを書いた時にも『優柔不断』と書きましたが自分は何も『優柔不断』が悪いとは思ってはいません。
それでこそ出来る良い歌詞や音楽もあるのでそれは一つの個性。
周りは大変かもしれないけど、支えてくれるメンバーとかいる事って素晴らしいですよね。
代表曲にもなってますが『Reborn』という曲があります。
「昨日より今日が素晴らしい日なんてわかってる そんな事当り前の事さ」
「手を取り合って肌寄せ合って
ただなんかいいなあって空気があって
一度にそんな幸せなんか手に入るなんて思ってない
遠回りしていこう」
本当に良い曲だと思います。
自分に対しても嫌いな部分があったり、人間の嫌なとこを見る度にうんざりしますが…
「いつか幸せになる」
「老後の為」
とかそんなのではなく、今を生きたいと思う自分には…色々考え感動してしまう曲です。
例えばなんですが、赤ちゃんがいて、近くに親がいても両親ともスマホばかり見ている光景とかたまに見るんですが俺からすると
「かわいい瞬間を見逃すなよ!」
「すぐおっきくなっちゃうよ!」
とか思っちゃいます。
子供はいませんが、自分も12歳下の弟も面倒見てたしやっぱ子供はかわいいし色々自分にとっても発見だったり再自覚だったり。
歩きながらスマホを見てたり、人と会話せずスマホばかり見ている人を見かけると「今」をちゃんと生きているのかなぁって思ったりします。
ビックなお世話ですが。
色々と考えさせられる音楽も多いsyrup 16g。
名曲も沢山。
「I・N・M」
「さくら」
「幽体離脱」
「赤いカラス」
「センチメンタル」
自分が自分であるために。そんな音楽。
流行り音楽ではたどり着けないかも。
でも流行り音楽にはない音楽。
自分はこんな音楽を聴きながら生きていきたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
新しい音楽を聴くきっかけになれれば幸いです。
再結成後