【今日の一曲:第374回】 THE BACK HORN - 最後に残るもの 

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THE BACK HORN の音楽を聴いてきて久々に自分にとっても刺さる音楽を聴きました。

 

THE BACK HORN は全て聴いてますし、ライブにも行ったこともあり個、バンド含めYouTubeライブ配信などもちょこちょこ拝見させて頂いてます。

 

別に他の楽曲が刺さらないわけではないのですが音楽を聴いてると刺さらない時期が訪れます。

 

音楽を作っていると何かしら「節(ぶし)」が生まれます。

 

近年だと King Gnu や キタニタツヤ さんなどよく聴いてましたが現在、自分にとっては刺さらない音楽にはなってます。

 

刺さらない=好きではない

と、解釈する人もいると思いますが違います。

 

ちゃんと聴きますし、好きな楽曲もありますし、アーティストがちゃんと芯を持っていればどんな楽曲を出してもその人がでるので「昔がよかったなぁ」などと勝手な思いを押し付けるわけでもありません。

 

刺さらない時期というのは何故か一定にやってきます。

 

10年刺さらず日本の音楽を聴くのを辞めた時もあります。

 

刺さる、沁みるとよく使われると思いますが自分にとってはトータルです。

歌詞、声、演奏全てに色んな想いを持ったときに刺さると思ってます。

なので一般的な売れている音楽や応援歌、恋愛の歌など刺さったことがありません。

世間的な「音楽」はエンターテイメントなのでまたちょっと次元や視点が違うようなお話です。

 

節(ぶし)ばかりになってくるのは一般的に「シングル」「リード曲」「表題曲」ばかり聴くからです。

 

サブスクでもわかるように殆どの人が「よく聴く音楽」ばかりを選曲し好むので音楽を商売とする事務所や広告は節(ぶし)ばかり量産する傾向。

 

アルバムが発売されても収録される楽曲は「BEST ALBUM?」と思う内容も多いのであまり価値のないものになっているなと感じてます。

 

私は色々な音楽聴きたいので節(ぶし)ばかり聴きたいわけではありません。

正直「リード曲」ばかりはしんどいです。

 

アニメでもCMでも当たり前のようにタイアップで音楽が使われますが後付けが本来は望みです。

 

「アニメのため、CMのため新曲書き下ろしました!」

じゃなくて

「あなたの楽曲が合うので起用します」

で良いと思うのだが…まぁ難しい問題ですが…

 

THE BACK HORN も「KYO+MEI」という旗をあげてからは過去のような殺意的な音楽でもなくなり歳も重ね色々変化してきたと思います。

 

現在25周年で一番変化したのはやはり山田さんの歌い方だと思います。

 

初期はかなりシャウトが多かったです。

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この頃にはかなり変化はしてました。

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楽曲によっても歌い方を変えてます。

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ポリープ手術をしたのもあると思いますが、最近のライブではかなり高音が辛そうに感じてます。

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これはあくまで個人的な考えなのですが、アーティストさんへはずっと音楽を続けて欲しいと思ってます。

売れなくなってもお金にならなくても趣味としてでも。

正直、THE BACK HORN に関してなら歌が朗読になっても良いと思ってます。

唄うのがしんどいならそれもありです。

 

最近、心配なボーカリストは多々います。

 

LUNA SEARYUICHI さんもかなり唄うのがしんどそうに見えます。ライブでの動きも少ないですし…かなり…よろしくないのかなと思ったりします。

THE YELLOW MONKEY の吉井さんもバンドの活動休止、手術、メディアに出ないなど…

 

ボーカルが一番体力大変ですので年齢とともに大変になるのは当たり前です。

 

ボーカルが変化していっても歌ってくれる限りその今を聴きたいです。

 

今回の THE BACK HORN の「最後に残るもの」はそんな自分の考えもあってか歌詞も良いと思え、初期のような微熱があるバンドサウンドで初めて聴き終えた時に最後の山田さんの歌声にちょっとだけ鳥肌。

 

そして、作詞作曲した菅波さんはやはり奇才。

 

個人で楽曲を公開し続けてますが多彩な楽曲でこの奇才がもっと世に出て欲しいとも思ったり。こちらは恋愛の歌詞ばかりですが(笑)

 

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奇才で言うとジーノさんももっと世に出て欲しい人。

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毎週新曲もやってます(と言いつつ既存もありましたが)

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音楽ないと生きられへん…

最後まで読んで頂きありがとうございました~