今回選んだ音楽は THE YELLOW MONKEY (ザ・イエローモンキー)さんのアルバム、『8』(ハチ)です。
- ①ジュディ
- ②サイキック No.9
- ③GIRLIE
- ④DEAR FEELING
- ⑤HEART BREAK
- ⑥人類最後の日
- ⑦SHOCK HEARTS
- ⑧聖なる海とサンシャイン
- ⑨カナリヤ
- ⑩パール
- ⑪STONE BUTTERFLY
- ⑫メロメ
- ⑬バラ色の日々
- ⑭峠
THE YELLOW MONKEY(以下イエモン)といえば「JAM」や「バラ色の日々」、近年だと「砂の塔」などが一般的にも知られ、人気もあるアルバムといえば「SICKS」ですが個人的に好きで聴いているのが『8』。解散前の最後のアルバムで「MY WINDING ROAD」や「SO YOUNG」は初回特典でCDが付いてきましたが、同時期に制作された(アルバム発売後にリリース)「BRILLIANT WORLD」や「プライマル。」は収録されず全体的に歌詞も音楽もダークさが強いアルバムです。イエモンは意外とサラッと暗い音楽もポップな感じで歌う時があるのであまり聴かない人には気づかない音楽かもしれません。嫁さんも出会った頃は聴いた事がなく「ギラギラした人たち」というイメージなだけで音楽をちゃんと聴いた時にカオスな面も知ったようです。
アルバムにはいつもギターの菊池さんやベースの廣瀬さん作曲が入るのですが、このアルバムには収録されず吉井さんの暗黒な感じがほぼ全面に出てます。このアルバムリリースから3年半後にソロ、YOSHII LOVEINSON名義でアルバム「at the BLACK HOLE」をリリースするのですが自分にはこのアルバムへ続く作品と感じています。
※歌詞一部引用
①ジュディ
アンティークな下着で呼吸はネバネバで
君の森で今オレは服を脱ぎ死んだようにさまよって…
都会の半分は腐ってしまった
もうちょっとみてよジュディ
②サイキック No.9
HEYファンキーHEYジャンキーHEYラッキーHEYモンキー
地球が変わってくだんだん
HEYファンキーHEYジャンキーHEYラッキーHEYモンキー
基準も変わってくだんだん
③GIRLIE
冷めた目が割れそうなほどブルー
言葉では伝えきれない
「言葉なんてろうそくの炎…
時が経てば消えてしまうの」
④DEAR FEELING
首からさげた誠実は 手首に巻いた崇高は
獣が単に進化して 代わりに手にした財産
翼もない牙もない 角もない早くも走れない
無え 無え
⑤HEART BREAK
やっとここへ辿り着いたのに
死んだふりはやめなよ
ゆっくりと雨に変わるまで
全部水になるまで
⑥人類最後の日
⑦SHOCK HEARTS
Rolling lighting
僕ら光に集まった虫みたいね
たまった有耶無耶と胸のモヤモヤを
晴らそう晴らそうぜ!
⑧聖なる海とサンシャイン
人が海に戻ろうと流すのが涙なら
抑えようないね
それじゃ何を信じあおうか…
⑨カナリヤ
かごの中であの夢は 一人だけの妄想にした
たとえ空が晴れていても 全然忘れてない 全然忘れてない
あおむけで眠りたい
⑩パール
愛情に庭に種はまいたが 雨は降るのに花はなかなか…
俺はクズだし確信はないけど
不自由と嘆いてる自由がここにある
⑪STONE BUTTERFLY
そっちへ行ったら駄目 駄目 駄目
12時過ぎるまで駄目 駄目 駄目
奴ゴーマンで 日々我慢で でも腕が自慢の俺ガンマンで
ほら忍ばせて ほら弾込めて ヘイ手を上げて
「罪を憎んで人を憎まず」
⑫メロメ
このままじゃ 君の事忘れられない
半分溶けた 雪だるま そんな感じさ
もう愛はトゥモロウへ もう愛はトゥモロウへ
空白の雪の玉投げたら
もう愛はトゥモロウへ もう愛はトゥモロウへ
ついてゆくついてゆく後から
メロメ メロメ メロメ…
⑬バラ色の日々
そう、満たされ流され汚され 捨てられ騙され 心まで奪われ
I want power I want flowers
I want a future I want pleasure
I'm just a dreamer
Are you a believer? Are you a believer?
⑭峠
何も気にせずに歩いて行かなきゃ
狂気の中でも虹は出ていたから
個人的に4曲目の「DEAR FEELING」と8曲目の「聖なる海とサンシャイン」が大好きで耳コピしてベースまで弾くほど聴き込みました。「聖なる海とサンシャイン」はシングルとは全然違うアレンジも楽曲が収録されているのですが自分は結構アルバムのアレンジが好きです。
「聖なる海とサンシャイン」実は6バージョン存在します